大学在学中に書いた「優しいサヨクのための嬉遊曲」が芥川賞候補作となり文壇デビュー。昭和59年「夢遊王国のための音楽」で第6回野間文芸新人賞を受賞。現代の社会風潮と若者の意識の襞を微妙に描き分け、イロニーを含んだ軽い文体が人気を集める。また60年俳優として舞台に立ち、平成4年5月には自作「ルナ」を演出。8年日本文芸家協会理事、のち同協会電子メディア対応委員長に就任。12年オペラ「忠臣蔵」(三枝成彰作曲)の台本を手掛ける。